And Doホールディングス、百十四銀行のポジティブ・インパクト・ファイナンスを活用しサステナブル経営を推進

ビジネス 万年筆 メモ

■企業戦略に即した目標達成に応じて金利を優遇、SDGsなど支援

 ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>(東証プライム)は9月30日午後、百十四銀行<8386>(東証プライム)と「114ポジティブ・インパクト・ファイナンス」について融資契約を締結し、同日に融資が実行されたと発表した。

 ポジティブ・インパクト・ファイナンスは、企業活動が経済・社会・環境にもたらすインパクトを包括的に評価し、ポジティブインパクトの拡大とネガティブインパクトの緩和に向けた取組みを支援する融資。同行と同社が協議の上、マテリアリティ(重要課題)を解決するための取り組み方針を定め、その達成度合いを測定するKPI(重要目標達成指標)を設定し、同行がモニタリングを行うことで、同社のサステナビリティ経営を後押しする。

 百十四銀行が直近開示した「114ポジティブ・インパクト・ファイナンス」に関するリリースでは、「お客さまの企業戦略に即したSPTs(環境や社会課題に対しポジティブな影響をもたらす企業目標)の達成状況に応じて貸出金利の優遇を行うことで、目標達成に向けた動機付けを促し、サステナブル経営を後押しします」としている。

 同社はSDGs・ESG経営を推進し、「不動産×金融×IT」で持続可能な事業の成長を図ることで、不動産を活用したサービスの提供により、日本経済の活性化に貢献していく方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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