ミロク情報サービスの財務・会計システム5製品とノーコードの業務システム開発ツール『CELF』がAPI連携開始

■「AI仕訳」により連携データから仕訳を自動作成し、DXによる経費管理業務効率化を支援

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)は10月7日、SCSK(本社:東京都江東区)が提供するノーコードの業務システム開発ツール『CELF』とMJSの財務・会計システム5製品(MJSシステム)について、MJSシステムのオプション機能「AI仕訳」を通じたAPI連携を開始したと発表。

 『CELF』は、Excelのような操作で専門的な知識や技術を持たずとも業務アプリを簡単に作成できるノーコードのシステム開発アプリ。予算実績管理業務や見積・案件管理業務、その他独自の帳票などをプログラミングすることなく開発できる。

 今回のAPI連携により、『CELF』で作成した各種仕訳データを「AI仕訳」機能により過去の仕訳データと照合のうえ、自動で仕訳を生成し、MJSシステムに直接取り込むことが可能となる。これにより、会計・経理部門等に従事するユーザーは『CELF』で作成した仕訳情報を会計システムに転記する作業や勘定科目を選択する手間が無くなり、経費管理業務のDX推進により、業務効率化と生産性の向上を支援する。

 MJSは、今後も各社製品とのAPI連携を順次拡大し、パートナーシップを強化することにより、顧客の経営課題を解決する総合的なソリューションを提供する。また、ERP製品や各種サービスを通じ会計事務所及び企業のDX推進を支援し、業務効率化および生産性向上はもとより、経営状態をリアルタイムに把握するための月次決算の早期化、中堅・中小企業ならびに会計事務所と顧問先企業の経営の高度化と企業価値向上に貢献していく。

■ノーコード開発ツール『CELF』について

 『CELF』は、SCSKが開発した表計算ソフトに似た操作性で業務アプリを作成、利用できるノーコード開発ツールで、国内外で約1100社以上の企業様が導入、また販売や開発をサポートいただくパートナーも約130社以上となっている。予算実績管理や見積・案件管理、マスター管理など現場に密着した業務で高い効果を発揮することができる。また、他の業務パッケージとデータ連携を可能にする機能やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)機能(オプション)も提供しており、業務の自動化を実現できる点も評価を得ている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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