三菱製鋼が出直り強める、「防衛増税」の動き活発化し注目強まる

■PBR低く資本効率を高める取組などに期待の様子も

 三菱製鋼<5632>(東証プライム)は12月12日、次第に出直りを強める相場となり、午前10時過ぎに1445円(62円高)まで上げて約1週間ぶりに1400円台を回復している。「防弾鋼板専門メーカーとして(中略)数多くの防護装備品を各種製作」(同社ホームページより)。防衛予算を巡り「防衛増税、法人税26年4月から4%付加、所得税は27年」(共同通信12月11日午前11:53)などと伝えられ、注目が強まる様子となっている。

 同様の観点から日本製鋼<5631>(東証プライム)なども値上がりしているが、PBR(株価純資産倍率)をみると日本製鋼は2倍台、三菱製鋼は0.5倍台。三菱製鋼には今後、資本効率を高める取組の強化が期待できるとして注目する動きもある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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