住友不動産が横ばい相場を飛び出して始まる、自社株買いを好感

■住友不動産販売は1月から住友不動産ステップに社名を変更

 住友不動産<8830>(東証プライム)は12月17日、もみあい相場を飛び出して始まり、取引開始後は6%高の4919円(274円高)まで上げて約2週間ぶりに4800円台を回復し、出直りを強めている。16日に夕方に発行済株式総数の1.69%、800万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。また、日銀が18、19日に予定する金融政策決定会合では政策金利を据え置くとの見方が多く、不動産株にとって追い風と受け止められている。

 同社の子会社・住友不動産販売株式会社は2025年4月1日をもって「住友不動産ステップ株式会社」に商号を変更する。分譲マンションや宅地の販売を担う会社として1975年に設立された。現在では、分譲マンション事業の営業は住友不動産自身が担い、不動産仲介専(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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