SDSホールディングス、ZAK社とAIエネルギーソリューションで業務提携

■太陽光発電から省エネ診断まで、五分野でAI導入へ

 SDSホールディングス<1711>(東証スタンダード)は2月17日、AI技術企業のZAK社との業務提携契約を取締役会で決議したと発表。同社が掲げる「エネルギーソリューションを通じた地球環境と社会への貢献」という理念のもと、再生可能エネルギー事業と防災関連事業においてAI技術を活用し、効率化・差別化・コスト低減を図っていく。

 両社は4つの戦略的システムの構築を目指す。エネルギーインテリジェンス・プラットフォーム、AIドリブン・サステナビリティ、AIエネルギー・エージェントネットワーク、AIグリッド・オーケストレーターを通じて、エネルギーエコシステム全体の最適化を進める。これにより、省エネ・発電・流通・管理・消費のすべてのプロセスを再定義する。

 具体的な提携内容として、5つの事業分野でAI活用を推進する。太陽光発電設備における効率化・メンテナンス事業、AIドローンを活用した点検サービス、省エネ診断へのAIシステム活用、データセンターの省エネ化、Jクレジット申請関連のAIシステム開発を展開する。なお、同契約は中長期的な業績への貢献が期待されるものの、今期の業績予想に与える影響は軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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