ホンダ、次次世代燃料電池モジュールと燃料電池定置電源の仕様・スペックを世界初公開

■容積出力密度3倍以上を達成、搭載レイアウトの自由度向上へ

 ホンダ<7267>(東証プライム)は2月19日から、東京ビッグサイトで開催中の「H2 & FC EXPO【春】」において、次世代燃料電池モジュールと燃料電池定置電源の仕様・スペックを世界初公開した。次世代燃料電池モジュールは2027年度に量産を開始し、燃料電池定置電源は2026年から生産を開始する予定だ。

 次世代燃料電池モジュールは、ホンダが独自に開発した製品で、定格出力150kWを実現する。現行モデルと比較して製造コストを半減し、耐久性は2倍以上に向上した。さらに、容積出力密度を3倍以上に高めることで小型化を実現し、搭載レイアウトの自由度が大幅に向上している。最大効率は59.8%で、環境温度は-30℃から+60℃まで対応する。

 2026年生産開始予定の燃料電池定置電源は、工場や事業所などの大型施設向けに開発された定置型蓄電システムだ。冷却システムと内部レイアウトの最適化により、コンパクトなサイズを実現した。起動から10秒以内に電力供給を開始する高い応答性を目指し、250kWユニットを最大4ユニット(1,000kW)まで連結可能な設計となっている。

 ホンダは2050年のカーボンニュートラル実現に向け、30年以上にわたり水素技術や燃料電池の研究開発に取り組んできた。燃料電池モジュール活用のコアドメインとして、燃料電池自動車、商用車、定置用発電機、建設機械の4つを定め、水素事業を新たな事業の柱として成長させる方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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