インフォマート、内田洋行ITソリューションズとセールスパートナー契約を締結

■フード業界及び建設業界のDX推進に向けて協業を開始

 デジタルの力であらゆる業務を効率化するインフォマート<2492>(東証プライム)は、3月12日内田洋行ITソリューションズ(本社:東京都江東区)と、セールスパートナー契約を締結したと発表。今後、両社共同でフード業界及び建設業界におけるバックオフィス業務のDX実現を支援していく。

■契約締結の背景

 企業におけるDXの推進や働き方の多様な変化、法改正への対応等により、バックオフィス業務におけるペーパーレス化、デジタル化への変革が求められている。

 内田洋行ITソリューションズと同社、双方の重点顧客分野であるフード業界及び建設業界においても、企業間における「帳票業務のデジタル化」のニーズが高まっている。特にフード業界における受発注・請求関連業務のデジタル化と、建設業界における請求・契約関連業務のデジタル化への対応は急務である。今後も企業間の商取引に必要な様々な帳票類のデジタル化が加速するものと考えられる。

 そこで今回、フード業界及び建設業界における帳票類のデジタル化、そしてバックオフィス業務のDX推進の加速を目的に、システム連携やパートナー制度等を通じた協業を開始することとなった。

 内田洋行ITソリューションズはフード業界及び建設業界へ基幹システムの導入実績が多数あり、各種紙帳票のペーパーレス化や帳票業務の効率化を実現し、それぞれの業界特有の課題解決を支援してきた。

 一方、同社は2003年に「BtoBプラットフォーム 受発注」のサービス提供を開始し、外食企業とその取引先である卸企業の双方における受発注・請求業務のデジタル化に注力してきた。さらに、2024年3月には卸企業向け受発注・販促サービス「TANOMU」を提供するタノム(本社:東京都渋谷区)を連結子会社化し、今年2月からは、それまで代理販売をしていた「TANOMU」の直接販売を開始する等、フード業界における受発注のデジタル化の促進を強化している。

 また、2021年にリリースした全業界向け受発注システム「BtoBプラットフォーム TRADE」では、今年4月に建設業の商習慣に対応した新機能「請求書機能」のサービス提供を予定しており、建設業界において更なる利便性と業務効率の向上が可能となる。

 今後は両社の協業とシステム連携等を通じて企業のバックオフィス業務のデジタル化を推進するとともに、お客様のペーパーレス化や業務効率化等を通じた環境保護・SDGsへ貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る