水戸証券、1株当たり年間配当30円へ増配・投資有価証券売却で特別利益8億円計上へ

 水戸証券<8622>(東証プライム)は3月19日、期末配当予定と投資有価証券売却益の計上見込みについて発表した。期末配当金は1株当たり15円とし、年間配当金は30円となる見込みである。これは前期と比較して6円の増配となる。また同社は保有資産の有効活用を図るため、保有する上場有価証券の一部を売却することを決議した。

 同社の配当方針は、第六次中期経営計画期間(2023年3月期から2025年3月期)において1株当たり年間配当金の下限を20円としている。配当性向は50%程度を基本とし、継続性や純資産の状況などを考慮して実施することとしている。自己株式の取得については、市場や業績等を総合的に勘案した上で機動的に実施する方針だ。

 投資有価証券の売却は2025年3月末日までに実施される予定で、売却益は約8億円と見込まれる。この売却益は2025年3月期通期決算において特別利益として計上される予定である。なお、売却益は現在の当該有価証券の株価から算定した見込額であり、相場状況により変動する可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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