JTP、「Third AI」が最新生成AI「GPT-4.1」対応を発表、長文処理やコーディング能力が向上しコスト削減も実現

■GPT-4.1、mini、nanoの各モデルに対応し、選択肢を拡充

 JTP<2488>(東証スタンダード)は4月15日、生成AIの業務活用を支援する「Third AI 生成AIソリューション」において、OpenAIが発表した最新モデル「GPT-4.1」およびその軽量版である「miniモデル」「nanoモデル」への対応を完了したと発表。GPT-4.1は2024年6月までのデータを学習しており、従来モデルと比較してテキスト理解力が向上。最大100万トークンの入力処理に対応し、長文や段階的な文脈処理、コード生成などのタスクにおいて性能が強化された。

 GPT-4.1モデルファミリーは、知能評価において既存のGPT-4oを上回る水準を示しつつ、レイテンシの低減とコスト削減を両立。JTPはこれらの新モデルを迅速に自社ソリューションへ統合し、ユーザーに柔軟なモデル選択肢を提供している。今後も生成AIの活用領域を広げるべく、先進的な技術導入を継続するとしている。

 Third AI 生成AIソリューションは、クラウド上のシングルテナント構成により高いセキュリティ性を確保。文章・画像・音声などマルチモーダルな生成機能を搭載し、直感的なWeb UIで操作可能である。社内外のファイル連携機能や拡張オプションも備え、ユーザーの多様なニーズに応じた導入が可能となっている。JTPは今後も、AIとITの融合により企業の未来価値を創出する方針を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る