地域新聞社は一時ストップ高、業績予想を開示、今8月期71%増益の見通しなど好感

■各アクションプランの進捗が具体化し合理的な見積もりが可能に

 地域新聞社<2164>(東証グロース)は4月16日、急激に出直る相場となり、一時ストップ高の408円(80円高、24%高)まで上げて約1か月ぶりに年初来の高値を更新している。15日の夕方、開示を控えていた業績予想を発表し、2025年8月期の業績予想を営業利益は前期比70.6%増の58百万円の見込みとするなど、全体に大幅な増収増益としたため注目が集まった。

 売上高は同8.6%増の32億33百万円の見込みとした。発表によると、同社では、業績予想について、市場環境の変動などによる影響を受けやすい特性があり、投資判断に資する確度の高い業績予想を行うことが困難であるとの判断から、業績予想としての開示を控えていた。これに代えて経営目標を「業績計画」として開示してきた。25年8月期の業績予想については、各アクションプランの進捗が具体化し、その効果についても合理的な見積もりが可能となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  2. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  3. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  4. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  5. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  6. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る