エスプール、兵庫県朝来市とゼロカーボンシティに関する包括的連携協定を締結

■脱炭素に向けた地域連携を強化、全国で24件目、兵庫県内では初の提携

 エスプール<2471>(東証プライム)は4月17日、兵庫県朝来市(市長:藤岡 勇)と包括的連携協定を締結し、同市における脱炭素化の取り組みを開始すると発表。

 同社は、自治体向けに脱炭素支援事業を展開しており、CO₂排出量の算定、温暖化対策の計画策定・実行支援、脱炭素地域づくりを通じた地域課題の解決支援などのサービスを提供している。一方、朝来市は兵庫県のほぼ中央に位置し、古代遺産や中世から近世の遺構をはじめとする多くの歴史文化遺産を有する地域である。また、市域の約84%を森林が占め、四季折々の豊かな自然を身近に感じられることも大きな特徴となっている。こうした豊かな自然環境を守るため、朝来市は2025年4月に「朝来市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定し、国の目標を上回る水準の目標を掲げて取り組みを進めている。

 こうした取り組みの一環として、同社は朝来市と連携協定を締結し、同市のゼロカーボンシティ実現に向けた支援を行うこととなった。本提携は全国で24件目、兵庫県内では初の事例である。

 同提携では、朝来市のゼロカーボンシティ実現に向け、計画の策定から実行支援までを中長期的に実施する。具体的には、再生可能エネルギー導入に関するアドバイス、補助金制度の活用支援、地域資源(森林・河川・日射など)の活用調査、住民や事業者を対象とした環境啓発活動などを行う予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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