加賀電子グループの加賀デバイスが革新的なQuantumテクノロジを持つ米エフィニックス社と販売代理店契約を締結

■国内市場での戦略的パートナーとして幅広い需要家へ提供

 加賀電子<8154>(東証プライム)の連結子会社・加賀デバイス株式会社は、このほど、世界初のQuantumテクノロジ(注1)により、低消費電力で高性能、かつ圧倒的な小型サイズで最適価格のFPGA(注2)製品を提供する米国の半導体企業Efinix,Inc.(米国カリフォルニア州、エフィニックス社)と販売代理店契約を締結した。

(注1)FPGA(field-programmable gate array)は、論理回路の構成をプログラム、再プログラムできるゲート(論理回路)を集積したデバイス。

(注2)Quantumテクノロジは、ロジックセルまたは配線スイッチとして使用可能な、XLR(exchangeable Logic and Routing)セルを用いたFPGAアーキテクチュアで、エフィニックス社独自の特許技術。

 米国のFPGA後発企業であるエフィニックス社は、今までにない革新的なQuantumテクノロジにより、従来のFPGA製品と比べて消費電力、性能、面積(サイズ)において4倍以上の優位性を実現した。

 エフィニックス社のFPGA製品は、汎用カスタム・ロジック市場(モバイル、IoT、コンシューマ製品、産業機器、医療機器など)をターゲットとするだけでなく、エッジ・コンピューティング、ハードウェア・アクセラレーション、機械学習、ディープラーニングなど急成長しているアプリケーションへの適用も可能だ。

 加賀デバイスでは、国内市場におけるエフィニックス社の戦略的パートナーとして、当社が持つ営業力および技術力、そして多様な領域に幅広く事業展開する加賀電子グループの総合力を活用し、同社の革新的なFPGA製品を民生機器から産業機器、ディープラーニングなど幅広い需要家へ提供していく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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