ベステラが英断!、大株主の創業家会社を吸収合併し『流通株式数』や『株価』の向上策を推進、企業価値向上に向け自己株式の消却も検討

■「株式の流動性向上を速やかに行える体制を整えることが企業価値向上に重要」と

 ベステラ<1433>(東証プライム)は4月17日の夕方、2025年6月1日を効力発生日として、同社の完全子会社TERRA・ESHINO株式会社(以下、テラエシノ社)を吸収合併(以下、本合併)すると発表した。

 テラエシノ社は、実質的な創業家の資産管理会社。本合併後、自己株式となるテラエシノ社が保有しているベステラ株式については、企業価値向上に向け、自己株式の消却について検討して行くとした。

 テラエシノ社は、ベステラの創業家の複数人が大株主の企業で、事業内容は不動産の売買、賃貸、管理、仲介及びコンサルティング等。ベステラの発行済株式総数の16.01%(1,440,000株、25年1月31日現在、貸株が236,700株あり)を保有している。

 ベステラは25年3月に株式交付(簡易株式交付)によってテラエシノ社を子会社化すること、および実施後はテラエシノ社を消滅会社とする合併を予定していることなどを発表済み。その事由として、「テラエシノの株主が創業家の複数人により所有されていることから、ベステラ株式の機動的な流動性が相対的に制限されている状況となっている」こと、などを挙げていた。

 ベステラでは、「資本政策の見直しを検討する中で、『流通株式数』および『株価』の向上には(中略)当社株式の流動性向上を速やかに行える体制を整えることが重要」としており、株式の流動性向上を図るために、「当社株主構成の中で固定化された、創業家の資産管理会社であるテラエシノを解消し」「本株式交付により、テラエシノにより保有されていた当社株式を、本株式交付に応じるテラエシノの株主である創業家各人が直接株式を保有することにより、固定的な主要株主(法人)が減少することによって、当社株式における流動性向上の可能性が高まり」、流動性向上をが進むとしていた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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