フジ・メディアHDは後場小安い、投資ファンド提案の取締役候補に「日本国籍を有していないと思われる方」とされファンド側のホコ先鈍る懸念

■ファンド側が株主提案を差替えと開示、ワキが甘いとの見方も

 フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は4月23日、午前11時過ぎの3167.0円(67.0円高)を高値に売買交錯となり、14時過ぎからは前日比で小安くなっている。午前11時過ぎに「株主提案の差替えに関する書面受領について」を発表し、投資ファンド系の株主が提案している取締役候補者の中に「日本国籍を有していないと思われる方が含まれていた」(発表リリースより)ため、別の者に差替える書面を受領したと開示。株式市場関係者からは、投資ファンドのワキの甘さが露呈した格好になり、ファンド側の改革要求のホコ先が鈍ることになりかねない、といった見方が出ている。

 発表によると、投資ファンド系の株主から受けていた取締役選任に関する株主提案書の中に、「日本国籍を有していないと思われる方が含まれていたことから、当社は本株主に対し、日本国籍を有していない方が当社取締役に選任された場合には、放送法上、原則として認定放送持株会社の認定が取り消される旨を指摘していた」。その後、本株主より、22日付で、日本国籍を有していないと思われる取締役候補者1名を、別の者に変更することを内容とする株主提案の差替えを行いたい旨の書面を受領したという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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