エイトレッド、ヤンマーグリーンシステムがクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」導入で年間約600時間の業務削減やDX人材の育成を実現

■多彩なシステム連携で文書保管の自動化をはじめとしたDX推進を加速

 ワークフローシステムのリーディングカンパニーであるエイトレッド<3969>(東証スタンダード)は、同社が提供するクラウド型ワークフロー「X-point Cloud(エクスポイントクラウド)」を活用しているヤンマーグリーンシステム(本社:兵庫県伊丹市)の導入事例を公開した。

【X-point Cloud導入の背景】

 ヤンマーグループの一員であるヤンマーグリーンシステムは、従来のアナログな業務環境を変革し、高度で柔軟な働き方やデータドリブン経営を実現するうえで、以下の3点を課題としていた。

・紙の申請書がリモートワークの障壁になっていた
・アナログな組織文化が根強く、DX人材が不足していた
・次世代に向けた業務環境の確立が急務であった

 これらの課題を解決するため、クラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を導入した。

【X-point Cloud選定の理由】

 同社では、グループ会社であるヤンマー建機が「X-point Cloud」の姉妹製品であるワークフローシステム「AgileWorks」を導入し、年間1,000時間以上の業務時間削減を達成した事例を参考に、本製品を選定した。また、スマートフォンからの利用が可能である点や、導入後の保守運用が効率的に行える点も高く評価された。

【X-point Cloud導入による効果】

 現在、ヤンマーグリーンシステムでは、全社員約160名、全16部門において「X-point Cloud」を活用している。年間の申請件数は約2,000件にのぼり、導入により社内の紙の申請書は80%以上電子化された。これにより、リモートワーク体制が確立され、社用携帯による申請・承認も可能となったことで、場所や時間にとらわれない働き方が実現している。

 さらに、申請にかかる手間が軽減されたことで定型業務が大幅に効率化され、ヤンマーグリーンシステムの試算によれば、申請関連業務時間の約90%が効率化され、年間で600時間の業務削減を達成している。

 加えて、「X-point Cloud」の導入を通じてDX推進も加速しており、システム連携によって今後もさまざまな業務の自動化や効率化を図っていく方針である。(※2025年4月30日時点)

【クラウド型ワークフロー「X-point Cloud」について】

 「X-point Cloud」は、直感的な操作で誰でも使いやすく、紙のようなフォーム設計によりスムーズな導入が可能なクラウド型ワークフローである。ノーコード対応と安心のサポート体制により、現場と運用者双方にとってストレスのないペーパーレス化とデータベース化を同時に実現する。稟議をはじめとした申請・承認業務の電子化のみならず、多彩な連携機能や便利な検索・集計機能により業務を効率化し、迅速な経営判断につなげることができる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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