【株式市場】日経平均は313円安で2日続落、円高が進む中でビットコイン関連株は活況高

◆日経平均は3万6985円87銭(313円11銭安)、TOPIXは2717.09ポイント(15.79ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は16億7379万株

 5月22日(木)後場の東京株式市場は、引き続き円相場がジリ高傾向を続け、13時頃から1ドル142円台に入ったため、全体に様子見姿勢が強まり個別物色となった。中で、古河電工<5801>(東証プライム)は一段と上げ前日開催の中期計画説明会に期待強まったほか、マネックスG<8698>(東証プライム)などはビットコイン相場の最高値が好感され一段高。商船三井<9104>(東証プライム)などの海運株は前場の高値を抜けなかったが中東情勢など映して堅調。日経平均は13時過ぎにかけて前場の安値を下回り443円安(3万6855円)まで下押し、大引けは2日続落となった。

 後場は、GMOインターネット<4784>(東証プライム)が一段と上げてストップ高に達し、信用取引規制の解除に加えビットコイン相場の最高値など好感。GFA<8783>(東証スタンダード)は一時ストップ高。セレス<3696>(東証プライム)、ネクスG<6634>(東証スタンダード)も一段高。リベルタ<4935>(東証スタンダード)は冷感衣料が好調とかで一段と上げストップ高。Liberaware<218A>(東証グロース)はドローンによる設備点検などで韓国企業との提携が材料視され2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は16億7379万株(前引けは7億6330万株)、売買代金は4兆935億円(同1兆9487億円)。プライム上場1632銘柄のうち、値上がり銘柄数は510(前引けは572)銘柄、値下がり銘柄数は1067(同997)銘柄。

 東証33業種別指数は6業種(前引けは5業種)の値上がりにとどまり、非鉄金属、海運、医薬品、倉庫運輸、その他製品、が値上がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  2. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  3. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  4. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  5. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  6. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る