安藤ハザマ、月面開発に向けた「宇宙シェルター」と「ルナ・ジオフロント」構想を推進

■月面活動の脅威「放射線」から人類を守る「宇宙シェルター」構想

 安藤ハザマ<1719>(東証プライム)は、2024年10月に設立した「宇宙技術未来創造室」を中心に、宇宙開発分野での技術革新に取り組んでいる。NASAの「アルテミス計画」やJAXAの「Moon to Mars Innovation」など、宇宙ビジネスへの関心が高まる中、同社は建設事業で培った技術を応用し、月面での安全な活動を可能にする「宇宙シェルター」と「ルナ・ジオフロント」の開発を進めている。

 「宇宙シェルター」は、月面の強力な放射線から人や機材を保護するための構想だ。レゴリスを遮蔽材として活用し、銀河宇宙線や太陽フレアの影響を軽減する構造設計や避難アラートシステムの開発を進める。2030年代の実現を目指し、仮設作業所や避難所としての利用を見込んでいる。

 一方、「ルナ・ジオフロント」は、月の地下に存在する溶岩洞を活用した居住・研究拠点構想だ。ロボットによる空間探索や安定性評価技術を開発し、2040年代の実現を目標とする。安藤ハザマは、産学官連携を強化し、2025年7月開催の「国際宇宙ビジネス展SPEXA」で構想の詳細を発表する予定だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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