キッズウェル・バイオが急伸一段高、米子会社の再生医療等製品や「IRよくある質問」を受け一段と注目強まる

■脳性麻痺に対する持田製薬との治療臨床研究など展開材料が豊富

 キッズウェル・バイオ<4584>(東証グロース)は6月11日、一段高となり、17%高の325円(47円高)まで上げて2023年以来の高値を連日更新している。5月中旬に発表した大幅上振れの3月決算を契機に上げピッチを強める相場となっており、直近は、米国子会社Corning社の再生医療等製品に関する報道が専門誌・日経バイオテクに6月10日付で掲載されたことや、同日付で「IRよくある質問」を更新掲載した事を受け、一段と注目が強まる相場となっている。

 「IRよくある質問」では、脳性麻痺に対する治療の臨床研究についての問いに対し、2025年3月に持田製薬との間で共同事業化契約を締結し、国内の臨床開発計画について協議しており、公表できる段階になり次第開示すると回答するなど、展開材料が豊富な印象だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る