アイフリークモバイルは3日続伸、『森のえほん館』サービス終了するが経営資源の集中など期待

■『森のえほん館』で配信してきた絵本は絵本読み聞かせYouTubeチャンネル『ポポキッズ』に

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は7月1日、3日続伸基調となり、後場寄り後に106円(8円高)まで上げて出直りを強めている。直近の会社側発表ニュースとしては、「『電子絵本アプリ森のえほん館』サービス終了のお知らせ」(6月26日発表)があり、経営資源の集中や効率化への期待が強まっている。

 同社は、知育アプリなどの「コンテンツ事業」と企業のDX化やIT化を支援する「DX」事業が主力で、「電子絵本アプリ森のえほん館」はコンテンツ事業に属する。コンテンツ事業では、言葉・名前に興味を持ち始めた幼児が、遊びながら楽しく言葉を習得するための音声つきアプリ「タッチ図鑑シリーズ」などを提供する。子ども向けのYouTubeチャンネル「Popo Kids(ポポキッズ)」のチャンネル登録者数は2024年11月に12万人を突破した。

 5月中旬に発表した2025年3月期の決算は、売上高が20億4百万円(前期比32.7%増)、営業利益は61百万円の損失、純利益も110百万円の損失だった。売上高は好調なため、収益力を強化すれば株価への期待も強まるとの見方が出ている。

 「電子絵本アプリ森のえほん館」は、7月31日(木)15:00(予定)をもってサービス提供を終了し、電子絵本アプリとしての役割は幕を閉じるが、『森のえほん館』で配信してきた絵本は、弊社が運営する絵本読み聞かせYouTubeチャンネル『ポポキッズ』で引き続きお楽しみいただけるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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