アーバネットコーポは2013年以来の高値に進む、業績予想の増額修正を好感、営業利益は前回予想を23%上回る見込みに

■期初計画になかったプロジェクトが寄与、子会社好調、ホテル事業も堅調

 アーバネットコーポレーション<3242>(東証スタンダード)は7月25日、一段高となり、一時8%高の533円(41円高)まで上げて2013年以来の500円台に進み、前引けも516円で強い相場となった。24日夕方に今期・2025年6月期の連結業績予想の増額修正を発表。営業利益は8月に開示した前回予想を23.2%上回る34.5億円(前期比26.6%増)の見込みに見直すなどで、好感されている。

 25年6月期の連結業績予想は、期初の計画には含まれていなかった1プロジェクトの売却が第4四半期に実現したことに加え、昨年2月にⅯ&Aにより子会社化した株式会社ケーナインの業績が予想以上に好調に推移したことや、ホテル事業が堅調であったことなどにより、売上高は同5.9%上回る339億円(同21.2%増)の見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.9%上回る18.5億円(同8.8%増)の見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る