
■点検用球体ドローンで調査、将来の活用に向けた検証の一環
ブルーイノベーション<5597>(東証グロース)は7月25日、再び急伸し、13時過ぎには20.6%高の2285円(390円高)まで上げて上場来の高値2464円(2025年6月13日)に向けて出直りを強めている。24日、奈良市の公共下水道改築工事で点検用球体ドローン「ELIOS 3(Flyability社製)」を活用した調査を行ったと開示、奈良県内初の検証調査になったとし、注目を集めている。
発表によると、今回の取り組みは、2025年1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、国土交通省が全国の自治体に対して要請した下水道施設の緊急調査を背景とするもので、調査におけるデジタル技術の活用が求められる中、将来の活用に向けた検証の一環として実施された。同社は埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故でも「出動」じており、今後の需要拡大に期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)