クレスコ、名古屋大学への寄付で紺綬褒章を受章、SDV研究支援で国から評価

■名古屋大学に設立した「クレスコSDV研究室」の活動を支援

 クレスコ<4674>(東証プライム)は7月25日、2024年に行った名古屋大学への寄付に対し、国から紺綬褒章を受章したと発表した。これに伴い、7月22日には名古屋大学にて紺綬褒状が授与された。紺綬褒章は公益目的の私財寄付に対して国が授与するもので、今回の受章は産学連携を通じた同社の取り組みが評価された形となる。

 同社はこれまで名古屋大学と連携し、同大学院情報学研究科附属組込みシステム研究センター内に「クレスコSDV研究室」を設立。SDV(ソフトウェア定義型車両)分野において、自動車の双方向通信機能を活用した次世代車両の開発を推進してきた。同研究室は59社が参加する「Open SDV Initiative」において中核的役割を担っており、同社からも複数の社員が参画している。

 さらに2025年4月には、同研究科附属センター長の高田広章氏を技術顧問に迎え、モビリティDX領域での事業拡大や人材育成戦略の協議を進めている。今後も名古屋大学との連携を深化させ、日本の次世代自動車産業の発展に寄与する方針を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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