
■2月に埼玉県で発生した道路陥没事故でもドローンによる調査を実施し話題に
ブルーイノベーション<5597>(東証グロース)は7月28日、一段高となり、21%高の2709円(479円高)まで上げたあとも強い値動きを続け、2日続けて上場来の高値を更新している。ドローンによる下水管の内部検査などを行い、24日に奈良市の公共下水道での点検発表に続き、25日には大阪府富田林市での点検実施を発表。さらに、今朝は「老朽下水管の点検増加、国交省方針、基準改正も」(日本経済新聞7月28日付朝刊)と伝えられた中で「具体例として、ドローンによる撮影や、管路内の映像を基にした人工知能(AI)による劣化判定など」が列挙されたことなどを受け、一段と注目が強まっている。
国交省は「27日までに、埼玉県八潮市での道路陥没事故を踏まえ、老朽化した下水道管の点検頻度を増やす方針を明らかにした」「より頻繁に点検する方向で基準を改める」(同)と伝えられた。ブルーイノベーションは、25年2月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故でも、当局関係機関からの協力要請を受け、屋内点検用ドローンによる下水管内調査を実施して話題になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)