
■信号・通信・軌道を更新し2030年完工予定
三菱重工業<7011>(東証プライム)は6月25日、シンガポール・チャンギ国際空港の全自動無人運転車両(APM)システムの改修工事を受注したと発表した。現地法人を通じて実施するもので、信号や通信、軌道といった主要設備を更新し、安全かつ円滑な輸送体制の強化を図る。工事は既存路線の運行を継続しながら進められ、2030年の完工を目指す。
チャンギ国際空港では、三菱重工が2007年に納入した全長約6,400メートルのAPMシステムが稼働しており、輸送力増強や保守運用契約などを含め長年にわたり継続的に支援してきた。今回のリハビリ工事は運行中の路線に対するもので、サービスの安定性を維持しつつ、段階的に設備を更新していく。
同社は、これまでの施工実績とノウハウを活かし、東南アジアを代表するハブ空港である同空港におけるさらなる利便性向上に貢献する構えだ。安全で快適な空港内移動の提供を通じて、今後もグローバルな社会課題の解決に取り組んでいく方針を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)