プリマハムは続伸4日目に一段高、国産豚肉高騰のなか養豚事業も手がけ相対有利の見方

■今期は営業利益34%増の予想など業績好調

 プリマハム<2281>(東証プライム)は7月28日、4日続伸基調となり、9%高の2565円(215円高)まで上げて年初来の高値を更新し、後場も2500円台で強い値動きとなっている。このところの猛暑を受け、「国産豚肉の卸売価格、過去最高水準に、去年の猛暑で生産量減少か」(NHKニュースWEB7月18日)、などと豚肉の値上がりが伝えられる中で、養豚事業も手がけ一貫生産を行っており、相対的に有利との見方が出ている。

 同社は、食肉処理加工や精肉惣菜などのグループ会社に加えて養豚関連事業の子会社を4社有している。今期・2026年3月期の連結業績見通しは、売上高を前期比4.3%増の4800億円、営業利益を同34.1%増の120億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.1%増の80億円としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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