古河電工が11%高、フジクラは9%高など電線株が軒並み高値、米コーニング社の四半期決算好調とされ各社にも期待

■住友電工の四半期決算発表は7月31日の予定、古河電工とフジクラは8月7日を予定

 7月30日午前の東京株式市場では、電線株が一斉高となり、古河電気工業<5801>(東証プライム)は11%高の9068円(930円高)まで上げて上場来の高値を更新し、フジクラ<5803>(東証プライム)は9%高の9769円(829円高)まで上げて上場来の高値を更新、住友電気工業<5802>(東証プライム)も5%高の3673.0円(164.0円高)まで上げて高値を更新している。光ファイバーや通信関連機器で類似業態の米コーニング社の四半期決算が市場予想を上回ったとされ、生成AI用データセンター投資の拡大傾向などが改めて好感されている。

 トランプ米政権は前週後半に生成AIなどの競争力強化に向けた包括的な戦略を発表し、「AIアクションプラン」としてインフラ投資を促進する規制緩和やデータセンター建設手続きの迅速化などを推進すると伝えられた。住友電工の第1四半期決算発表は7月31日の予定。古河電工とフジクラの第1四半期決算発表は8月7日の予定となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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