NECが上場来高値を更新、第1四半期大幅増益で注目再燃、四半期利益など大幅な黒字に転換

■国内ITの受注は引き続き高水準を維持

 NEC(日本電気)<6701>(東証プライム)は7月30日、上値を追う相場となり、7%高の4395円(305円高)まで上げる場面をみせて実質的な上場来の高値を更新しながら活況高となっている。29日午後に発表した第1四半期連結決算(2025年4~6月、IFRS)の営業利益が前年同期の7.8倍に急増し、税引前利益や親会社の所有者に帰属する四半期利益などは前年同期比で大幅な黒字に転換、注目再燃となった。

 第1四半期は、Non-GAAP営業利益も同約2.5倍となり大幅増益だった。「国内ITでBluStellarを中心に収益向上施策の効果が発現」「国内ITの受注は引き続き高水準を維持」(決算説明資料より)した。年間の業績予想は4月28日から変更なしとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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