サイバートラストが急伸、第1四半期の大幅増益と9月末を基準日とする株式2分割を好感

■リカーリングサービス好調で売上高、営業利益は第1四半期として最高

 サイバートラスト<4498>(東証グロース)は7月30日、急伸相場となり、15%高の2970円(381円高)まで上げた後も14%高前後で売買され、約5か月ぶりに年初来の高値を更新している。29日午後に発表した第1四半期連結決算(2025年4~6月)が営業利益2.1倍になるなど大幅増益となり、同時に9月末の株式2分割も発表。好感買いが集まった。

 この第1四半期は、リカーリングサービスの好調推移が牽引する形で、売上高が前年同期比27.5%増の19.03億円となり、営業利益は同2.1倍の3.09億円だった。「第1四半期として過去最高の売上高、営業利益」(決算説明資料より)となった。3月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は15.7億円(前期比10.5%増)などの予想を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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