加賀電子が年初来の高値を更新、「コンテナ型データセンター」関連事業で生成AIインフラ関連銘柄として注目強まる

■第1四半期決算の発表は8月7日に予定、業績回復を展望する買いもある様子

 加賀電子<8154>(東証プライム)は8月1日、続伸基調となり、2960円(52円高)まで上げた後も堅調に売買され、年初来の高値を更新している。7月31日、「コンテナ型データセンター」の設置に最適な配電・保護ソリューションについて開示し、グループ会社での取り扱いになるが生成AIインフラ関連銘柄として注目を集めている。第1四半期決算の発表を8月7日に予定しており、業績回復等への期待も強まってきたようだ。

 また、同社は7月12日に協栄産業<6973>(東証スタンダード)株式へのTOB(公開買付)の完了を発表した。7月28日には、類似業態の萩原電気HD<7467>(東証プライム)と佐鳥電機<7420>(東証プライム)の経営統合が発表された。業界大手としての加賀電子が再認識される様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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