三井住友FGが5か月ぶりに年初来の高値を更新、株式活況に加え米財務長官の発言を材料視

■みずほFGは5日続けて年初来の高値を更新など銀行株の騰勢続く

 三井住友FG(三井住友フィナンシャルグループ)<8316>(東証プライム)は8月15日、一段高で始まり、取引開始後は4%高の4253円(178円高)をつけ、約5か月ぶりに年初来の高値を更新している。米ベッセント財務長官が13日に「(日銀は)利上げをしてインフレの問題をコントロールする必要がある」(HNKニュースWebより)と述べたと伝えられ、金利上昇がプラスに働く銘柄として注目されている。

 もっとも、銀行株は、すでにみずほフィナンシャルグループ<8411>(東証プライム)が5日続けて年初来の高値を更新しており、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)は3日続けて年初来の高値を更新。米財務長官発言が伝えられる前から騰勢を強めている。日経平均やTOPIXが13日にかけて連日最高値を更新したことで、保有資産の価値向上などが進との見方があり、株式市場の活況そのものが追い風になっているようだ。日本取引所グループ<8697>(東証プライム)も高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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