ミライロ、株主優待制度を新設、ユニバーサルマナー研修割引を提供
- 2025/8/26 08:04
- IR企業情報

■ユニバーサルマナー検定・各種研修を割引、株主との共感拡大へ
ミライロ<335A>(東証グロース)は8月25日、株主優待制度の導入を発表した。株主との長期的な関係構築を目的とし、同社の事業に共感を深める機会を提供する狙いがある。ユニバーサルマナー検定や各種研修の割引を通じ、株主に障害者や高齢者への理解を促進し、共生社会の実現を目指す。
優待の対象は、2025年9月末日以降の基準日(9月末日および3月末日)に株主名簿へ記載された100株以上保有の株主である。保有期間6カ月未満の株主には「ユニバーサルマナー検定3級(オンライン、eラーニング)」受講料の50%割引を適用する。6カ月以上1年未満の場合は、同検定の80%割引か、認知症対応やLGBTQ+対応などの各種eラーニング研修の50%割引が受けられる。1年以上の保有株主には検定や研修の受講料が80%割引となる。
ユニバーサルマナー研修・検定は、多様な人々に向き合う「マインド」と「アクション」を体系的に学ぶ講座で、障害者当事者が講師を務める点が特徴である。株主はこれを通じて、社会的理解を深めるとともに、同社の理念である「困っている人がいたら行動し助け合える社会」の実現を体感できる。優待案内は基準日から3カ月以内に発送される予定であり、今期業績への影響は軽微と見込まれている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)