GenkiGDC、ゴダックと神戸まるかんを子会社化、水産物調達と加工機能を統合

■特別委員会を通じ公正性を担保、少数株主保護に配慮

 Genki Global Dining Concepts<9828>(東証スタンダード)は8月26日、親会社である神明ホールディングスからゴダック及び神戸まるかんの全株式を取得し、子会社化することを決議したと発表した。両社は水産物の調達・加工・販売に強みを持ち、グループ全体の原材料調達力と商品開発力を強化する狙いがある。株式譲渡の実行日は10月1日を予定している。

 同社は1968年創業以来、回転寿司事業を中心に成長を続けてきたが、人口増加や気候変動による食料需給変化で原材料の安定調達が課題となっている。ゴダックは1995年設立で、海老や貝など高級魚介類の輸入販売に特化し、「冷凍は活を超える」を掲げ高級レストランへ供給している。神戸まるかんは1977年設立で、水産物卸売や加工を展開し、関西から全国へ販売網を拡大してきた。両社の子会社化により、調達網の安定化や加工機能の取り込みを通じ、店舗オペレーション効率化や新商品の開発が可能になると見込まれる。

 株式取得価額は守秘義務契約により非公表とされるが、意思決定にあたっては特別委員会を設置し、独立社外取締役や外部専門家の意見を踏まえて公正性を確保した。今回の取引は支配株主との取引に該当するため、二段階決議や利害関係役員の除外など利益相反防止措置を講じている。2026年3月期連結業績への影響は軽微とされ、同社は今後も水産物調達体制の強化を通じて企業価値の向上を図る方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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