
■1~6月決算は好調、経営資源の効率化も推進
キリンHD(キリンホールディングス)<2503>(東証プライム)は9月2日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の2287.0円(123.5円高)まで上げ、約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。9月に入っても猛暑が続く見通しのため飲料やビールの消費拡大への期待が強い中で、外資系証券が同社株の目標株価を2250円から2600円に引き上げたと伝えられ、注目の強まる相場となっている。
8月初に発表した第2四半期決算(2025年1~6月、連結)は事業利益が最高を更新するなど好調で、ヘルスサイエンス事業の黒字化が話題になった。7月には、協和発酵バイオのアミノ酸及びヒトミルクオリゴ糖事業の譲渡を発表し、経営資源の効率化も効果を発現している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)