ブラックロック・ジャパン、清水建設・川崎重工・良品計画株を新規5%超保有

■清水建設5.02%、川崎重工5.29%、良品計画5.98%を保有

 資産運用会社のブラックロック・ジャパンは9月3日、清水建設<1803>(東証プライム)、川崎重工業<7012>(東証プライム)、良品計画<7453>(東証プライム)の3社株式について、それぞれ財務局に大量保有報告書(5%ルール報告書)を新規提出した。いずれも報告義務発生日は8月29日であり、同社による保有比率が新たに5%を超えたことが明らかになった。

 報告書によれば、清水建設株式の保有比率は5.02%、川崎重工業は5.29%、良品計画は5.98%であった。いずれの案件においても保有目的は「純投資」とされ、投資一任契約に基づく顧客の資産運用や投資信託約款に基づく資産運用を背景とするものと説明されている。

 大量保有報告書の提出は、5%を超える株式保有時に金融商品取引法で義務付けられており、特に機関投資家による動きは市場関係者の注目を集めやすい。今回、世界的運用会社であるブラックロックの日本法人が国内主要企業3社の株式を相次ぎ新規に5%超保有したことは、各企業の株価や投資家動向に影響を与える可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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