国内「金」史上初の1万3000円台に乗る、16日、田中貴金属工業の小売価格

■店頭買取価格も史上初の1万2900円台に

 国内の「金」小売り価格の指標と位置づけられている田中貴金属工業の4月16日の店頭小売価格(税込、午前9時30分公表)が1グラム1万3063円(前日比198円高)と開示され、4月12日の最高値を更新、史上初の1万3000円台に乗った。店頭買取価格(税込)は1万2954円(同198円高)で、こちらも史上初の1万2900円台に乗った。

 イランのイスラエル攻撃を受けた中東情勢の緊迫化により「有事の金」としての需要が高まっている。また、これ以前から、中国やインドでの金購入需要お増加傾向が言われており、このところは、金よりも銀を好むとされてきた米国でも金の需要増加が言われている。

 東京株式市場では、ETF(上場投資信託)の「純金上場信託」<1540>(東証ETF)が4%高の1万2930円(530円高)前後で推移し3日続けて最高値を更新。また、「純銀上場信託」<1542>(東証ETF)も3日続けて最高値を更新している。ともに1株から売買可能となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る