
■日本発のグローバルモデル、170超の国と地域で販売
スズキ<7269>(東証プライム)は9月4日、小型乗用車「スイフト」の世界累計販売台数が2025年7月までに1,000万台を突破したと発表した。2004年11月の発売開始から20年8カ月での達成となり、同社の世界戦略車としての位置付けを確固たるものにした。「スイフト」は日本を含む各国でカーオブザイヤーを受賞し、グローバルに高い評価を得てきたモデルである。
これまでに日本、ハンガリー、インド、中国、パキスタン、ガーナなどで生産され、販売は170以上の国と地域に広がっている。累計販売1,000万台の内訳はインド61%、欧州14%、日本8%、その他17%で、特にインド市場では2005年の投入以降、累計約600万台を販売し、同国のコンパクトカー市場を牽引する存在となっている。グローバル展開の中でスイフトは同社の成長を支えた代表的モデルに数えられる。
鈴木社長は「世界中のお客様の支持により1,000万台を達成できた」と感謝を表明した上で、スイフトが世界同時期での生産開始など同社の海外展開を加速させたことを強調した。スズキは今後も地域のニーズに応じた製品開発を進め、日常の移動を支える価値ある製品を提供し続けるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)