アップガレージ、8月売上14%増、直営・FC既存店が堅調推移
- 2025/9/8 07:53
- IR企業情報

■店舗数263に拡大、千葉旭店を新規開設
アップガレージグループ<7134>(東証スタンダード)は9月5日、2026年3月期8月度の月次売上速報を発表した。全店売上高は19億5700万円で前年同月比14.0%増と大幅な伸びを示し、既存店も直営店が7.2%増、フランチャイズ店が12.3%増と堅調に推移した。中古タイヤ・ホイールやライダース用品の買取・販売が好調で、高温が続く環境下でも来店客数が増加したことが寄与した。
直営店売上は4億7100万円で前年同月比16.7%増、既存店ベースでも7.2%増と2桁成長を確保した。フランチャイズ店は14億8500万円で13.2%増となり、既存店も12.3%増と高水準を維持した。累計では直営・FC合算で60億6300万円、前年同期比5.2%増と増収基調を続けている。販売動向は買取強化や商品の多様化施策が奏功したとみられる。
店舗網の拡大も進展している。8月末時点で直営69店舗、フランチャイズ193店舗、海外1店舗の計263店舗体制となり、前月から1店舗増加した。新規出店では千葉県旭市に「アップガレージ千葉旭店」を開設した。中古カー用品市場での存在感をさらに強め、直営とFCの両輪で成長戦略を推進している。同社は今後も専門店ブランドの拡充やライダース需要の取り込みを通じ、安定的な収益拡大を図る考えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)