
■ecbeing(イーシービーイング)の「AIデジタルスタッフ」AIエージェントに進化
ソフトクリエイトHD(ソフトクリエイトホールディングス)<3371>(東証プライム)は9月8日、後場一段と強い値動きの相場になり、2388円(63円高)まで上げて約1か月前につけた2022年以来の高値2425円に迫っている。業績好調で、直近は、連結子会社エイトレッド<3969>(東証スタンダード)の開発・提供するクラウド型ワークフロー「X-point Cloud(エクスポイントクラウド)」がワークフローシステム業界での著名な賞を受賞したとの発表や、同じく株式会社ecbeing(イーシービーイング、東京都渋谷区)の提供する「AIデジタルスタッフ」がAIチャットボットからAIエージェントに進化する「商品ご案内機能」「オフラインデータ連携」などの新機能のリリースを発表したことなども期待材料視されている。
先に発表した第1四半期決算(2025年4~6月、連結)は売上高が前年同期比11%増加し、営業利益は同3.9%増加など順調だった。エイトレッドワークフローシステムのシリーズ累計導入社数が4500社を突破した。3月通期の予想は前回予想を据え置いたが、営業利益は前期比9.1%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.5%増加とし、当期純利益などが連続最高を更新することになる。年間配当は1株62円(前期比7円の増配)とし、9月中間配当、3月期末配当とも各31円(各3.5円の増配)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)