スパイダープラスが急騰、S+Reportが清水建設の設備試運転帳票に標準対応

■名古屋支店で先行実証、残業削減や是正業務の即時化を実現

 スパイダープラス<4192>(東証グロース)は12月9日、同社のデジタル帳票機能「S+Report」が、清水建設<1803>(東証プライム)の全面支援のもと、設備試運転帳票に標準対応し本格導入されたと発表した。先行導入した清水建設名古屋支店の現場では、残業時間の削減や是正確認業務の効率化などの成果が確認されている。

 従来は書式の違いによる転記作業や帳票統合作業が大きな負担となっていたが、帳票の完全デジタル化により、現場での記録作成が完結。是正報告のリアルタイム化や即日確認が可能となった。竣工前の残業削減や施主満足度の向上にも寄与しており、清水建設は今後、現場におけるデジタル帳票活用の標準化を進める方針である。

■株価は急騰、年初来安値圏から値幅上限に迫る動き

 株価は急騰し、前日終値294円から朝方には371円まで上昇し、値幅制限の上限374円に迫った。出来高は100万株超に急増し、短期資金の流入が鮮明である。直近で年初来安値289円を付けた直後だけに、自律反発狙いの買いが集中したとみられる。PBRは4倍台、ROEは赤字水準とファンダメンタルズ面の課題は残るものの、需給主導で値動きの荒い展開が続きそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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