住友重機械工業、世界初LAES商用実証が始動、LNG冷熱で効率向上

■広島ガスと液化空気エネルギー貯蔵の商用運転始動

 住友重機械工業<6302>(東証プライム)は12月10日、広島ガス<9535>(東証プライム)と連携し、広島ガス廿日市工場内に建設していたLAES商用実証プラントが12月1日に商用運転を開始し、12月9日に竣工式を実施したと発表した。液化空気エネルギー貯蔵を用いた世界初の商用プラントである。

 同設備は、液化空気生成時にLNG冷熱を活用し、充電効率の向上を図る点が特徴だ。住友重機械工業が設計・建設・運転・運用を担い、得られた知見をもとに設備合理化を進める。広島ガスはLNG冷熱供給を担い、自社ボイラの省エネ・省CO2に活用する。

 施設は「廿日市エネルギー貯蔵発電所」とし、容量は5MW×4時間貯蔵、充電4MW。長時間貯蔵に適し、再生可能エネルギーの不安定性を補完しつつ系統安定化にも寄与する。両社は脱炭素社会の実現に向け、電力の安定供給と環境負荷低減を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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