
■MBSニュースがジャーナリズム賞大賞、社会課題報道を評価
LINEヤフー<4689>(東証プライム)は12月9日、「LINE NEWS AWARDS 2025」の受賞結果を発表した。500を超える配信メディアの中から、社会課題を工夫して伝えた記事を表彰する「LINEジャーナリズム賞」と、ユーザーに支持されたメディアを表彰する「LINEメディア賞」を選定した。
■発達障害の子どもと美容師の物語が大賞に
「LINEジャーナリズム賞」大賞には、MBSニュースの『発達障害の我が子、周囲に謝り続け…母を救った美容師の言葉「彼は“困った子”じゃなく“困っている子”」』が選ばれた。日本に推計100万人超いるとされる発達障害の子どもを巡る現実と、美容師の受け入れの取り組みを丁寧に描いた点が高く評価された。同賞は2019年から実施され、2024年11月から2025年10月までに配信された430万本超の記事から5本を選定し、大賞を決定した。
「LINEメディア賞」では、趣味部門で「バイクのニュース」、カルチャー部門で「4Gamer」、ビジネス・テック部門で「ニューズウィーク日本版」が初受賞となった。暮らし・学び部門では「ママスタ」が6年連続6回目の受賞を果たした。同賞は記事単体のアクセス数ではなく、回遊率やクリック率などを基に算出した独自指標「エンゲージメントランク」により、ユーザー満足度を基準に評価している。
「LINE NEWS」は1100を超えるパートナーメディアと連携し、1日平均1万2000件以上のニュースを配信する国内最大級のニュースサービスに成長している。今回の表彰を通じ、同社はユーザーにとって価値ある情報接点の提供と、メディア各社との連携強化を進め、プラットフォームとしてのさらなる成長を目指す方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























