
■年末年始はどこへ行くか、銚子・大阪・松江が「休める冬旅」上位にランクイン
旅行アプリ『NEWT(ニュート)』は12月5日、「9連休で行きたい“人気急上昇の国内旅”TOP30」を発表した。旅行アプリ「NEWT(ニュート)」の利用動向などをもとに、全国1,741自治体を対象に、旅行需要の高さ、特別体験、家族での楽しみやすさ、コンテンツ密度、アクセス性・混雑耐性の5つの評価軸で年末年始の国内デスティネーションを総合評価し、「休める旅」をキーワードに9連休を有効活用できる行き先を選定したものである。
■1位は本州最速の初日の出で知られる千葉県銚子市
ランキング上位では、1位に本州最速の初日の出で知られる千葉県銚子市、2位にUSJカウントダウンなど都市型の超非日常を提供する大阪府大阪市、3位に国宝松江城と宍道湖の夕景が魅力の島根県松江市が入った。4位の長野県松本市は雪山リゾートと城下町、温泉や美術館を組み合わせた「滞在充実型」の旅として評価され、5位の大分県別府市、6位の愛媛県松山市は、多様な泉質や道後温泉を核にした長期滞在型の温泉リトリートとして順位を上げた。
7位の岡山県倉敷市、8位の北海道小樽市、9位の青森県弘前市、10位の滋賀県大津市なども、白壁の街並みや運河のイルミネーション、「冬に咲くさくらライトアップ」、琵琶湖と白鬚神社の大鳥居といった冬ならではの情緒的な景観と、混雑を避けつつ楽しめるアクセス性が評価された。11位から30位には、豊岡市、函館市、壱岐市、尾道市、日光市、伊勢市、軽井沢町など、地方都市やリゾート地域が幅広くランクインし、遠方分散型の年末年始需要を裏付ける結果となった。
同社は、年末年始の9連休を「次の1年への投資」と位置づけ、「遠方への分散」「時間軸の最適化」「テーマへの特化」という三つの戦略とTOP30の行き先が、混雑を避けつつ価値ある非日常体験を得るための実用的な指針になると分析している。12月は人気エリアの客室稼働率が高まり予約が急速に埋まりつつあり、早期の行動が重要と指摘する。今回のランキングは、株式会社令和トラベルが独自調査・評価にもとづき作成したもので、掲載内容は2025年12月時点の情報に基づくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























