トヨタ、「LEXUS IS」新型を世界初公開、走行性能とデザインを進化

■2026年初頭以降に各地域で発売予定、累計130万台の系譜を継承

 トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は9月9日、高級車ブランド「LEXUS」の新型「IS」を世界初公開した。発売は2026年初頭以降、各地域で順次予定されている。新型ISは「熟成」をテーマに、走行性能とスポーティなデザインをさらに磨き上げ、ドライバーが車と対話するような快適な操縦感覚を追求した。1999年の初代モデル誕生以来、累計130万台以上を販売してきたISは、今回もコンパクトFRスポーツセダンの伝統を受け継ぎつつ進化を遂げた。

 走行性能では、電動パワーステアリングにバリアブルギヤを採用し、交差点や連続コーナーでの操舵角を抑えることで快適な操作感を実現。さらにリニアソレノイド式AVSを導入し、車両の安定性と路面からの衝撃吸収を両立させた。外観デザインは低重心でワイドなスタンスを際立たせる新フロントフェイスに刷新し、F SPORTには空力性能を高めた新形状リヤスポイラーや新意匠19インチホイールを採用。加えて、ニュートリノグレーを含む全8色のボディカラーを設定し、スポーティな世界観を表現した。

 内装では12.3インチの大型ディスプレイやフル液晶メーターを導入し、高い視認性と操作性を確保。「Forged bamboo」を用いた新オーナメントパネルや、新色「PROMINENCE」を採用するなど、素材とデザインで独自性を強調した。安全面では「Lexus Safety System +」の機能拡充や高度運転支援技術「アドバンストドライブ」を搭載し、長距離移動時の快適性を高めた。新型ISは走行性能、デザイン、先進安全機能の三位一体で進化し、次世代スポーツセダンの姿を提示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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