シナネンのグループ会社が日高市での「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」を締結

■日高都市ガス、日高市、東京ガスの3者が連携

 シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東1)は25日、グループ会社の日高都市ガス(埼玉県日高市)が日高市(市長:谷ケ﨑 照雄)及び東京ガス<9531>と、「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」を締結したと発表した。

 2021年6月に改正地球温暖化対策推進法が施行され、脱炭素社会の実現に向け、地方自治体における取り組みが求められている。日高市においても、2021年2月に埼玉県西部地域まちづくり協議会構成5市(日高市・所沢市・飯能市・狭山市・入間市)として、2050年までに二酸化炭素の排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ共同宣言」を表明し、その取組を着実に進めてきている。

 同協定は、日高都市ガス、日高市および東京ガスの3者が相互に連携し、脱炭素社会に関する知見や技術を活用。カーボンニュートラルのまちづくりを目指すものである。今後3者は、定期的な協議を通じ、具体的な実施内容を決定していく。

【同協定における連携事項】

(1)ゼロカーボンシティ実現に向けた取組のトータルコーディネートに関する事項
(2)エネルギーの地産地消に関する事項
(3)低炭素エネルギーの調達や公共施設等への提供に関する事項
(4)エネルギーデータの活用等によるエネルギー最適化に関する事項
(5)地域の防災機能強化等レジリエンス強化に関する事項
(6)地域の目線で新しい価値や営みを創る価値共創に関する事項
(7)学校等における環境エネルギー教育や食育等を通じた啓発活動に関する事項
(8)各種取組における専門的人材の支援強化に関する事項
(9)その他日高市民のサービス向上に関する事項

 日高都市ガス、日高市、東京ガスの3者は協定に基づき、カーボンニュートラルのまちづくりを含めたさまざまな分野で連携を強化し、脱炭素社会の実現に向けて継続的に取り組むとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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