
■新「STEDIA」のSDGs視点での紹介や「Cleanup DEI Statement」の目的など掲載
クリナップ<7955>(東証プライム)は9月19日、「サステナビリティレポート 2025」を発行し、ホームページにて公開した。同レポートは、持続可能な社会の実現に貢献する同社グループの取り組みを、ステークホルダーとの対話促進を目的としてまとめたものである。対象期間は2024年4月1日から2025年3月31日で、グループ会社全体を対象に、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)の各視点から、同社のESG・SDGsに関わる考え方や具体的な活動を網羅的に報告している。PDF版としてデータ配信で提供し、主要な掲載内容には、トップメッセージやサステナビリティマネジメント、環境・社会・ガバナンスごとの詳細な取り組み、第三者意見などが含まれている。
2024年度は「2024中期経営計画」の初年度であり、「成長を支える経営基盤の強化フェーズ」と位置づけている。レポートでは、この計画に基づき、人材・環境・サプライチェーンといった多方面にわたる基盤強化への注力を詳述している。特に、9月より受注を開始した新製品「STEDIA」については、意匠性・機能性の向上に加え、SDGsの視点から同製品がもたらす新たな価値を提案。さらに、2025年5月に公表された「Cleanup DEI Statement」についても、その策定目的や今後の具体的な取り組みを掲載し、多様性・公平性・包括性の推進に対する同社の姿勢を明確に示している。
同社は、「家族の笑顔を創ります」という企業理念を事業活動の中で具現化することで、「社会の笑顔」を創出し、持続可能な社会の実現に貢献していく姿勢を改めて表明した。今回のレポート公開は、同社が社会の期待に応え、透明性の高い情報開示を通じて、ステークホルダーとの信頼関係を一層強化していく意図がうかがえる。同社グループの多岐にわたる事業活動が、どのように社会貢献に繋がっているのか、その全体像がこのレポートを通じて明らかにしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)