
■製鉄業界で高炉から電炉への転換に伴う需要や風力発電の解体などに高い需要が
ベステラ<1433>(東証プライム)は9月19日、反発相場となり、1083円(18円高)まで上げた後も堅調に売買されて出直っている。18日に第2四半期決算説明会(開催は9月10日)の「書き起こし」と「動画」を同社ホームページに公開し、改めて注目し直される相場になっている。第2四半期決算(2025年2~7月、中間期)では、客先都合による工事一時中断の影響などにより1月通期の連結業績予想を下方修正した。このため株価は発表翌日から水準を下げて推移しているが、下値は堅い相場となっている。
第2四半期決算説明会(開催は9月10日)の「書き起こし」では、完成工事高について、「製鉄の割合が大幅に増えている。これは、高炉から電炉へのシフトが進んでいる影響で、日本製鉄さまやJFEさまで大規模な工事が各地で増加しているため」などとしたほか、電力関連工事についても「新たに風力発電の解体工事などが非常に高い需要を得ている」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)