イトーキが高値を更新、自民党総裁選の告示を受け「大阪都」「副首都」など現実味なら追い風の期待

■オフィス家具の大手、業績面でも期待強まる様子

 イトーキ<7972>(東証プライム)は9月22日、続伸一段高となり、2574円(51円高)まで上げて約1か月半ぶりに2000年以降の最高値を更新している。自民党総裁選の同日告示を受け、新首相による野党との連携も含めて様々な可能性が予想される中で、「大阪都」や「副首都」などの構想が現実味を帯びればオフィス家具の同社事業に取って追い風との期待が出ている。

 業績は好調で、第2四半期決算(中間期:2025年1月~6月・累計)では売上高が中間期としての最高を連続更新した。第3四半期決算の発表は11月上旬(予定)。株価は1か月半ほど高値もみあいを続けて再び上値を指向してきており、業績面でも第3四半期の業績に期待する動きが強まってきた感触になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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