楽天証券、「iSPEED」をiPadに最適化、米国株やかぶミニ取引にも対応

■最大3画面表示やアルゴ注文対応で操作性と分析力を向上

 楽天グループ<4755>(東証プライム)傘下の楽天証券は、スマートフォン向けトレーディングアプリ「iSPEED」をiPadに最適化し12月21日から提供を開始した。これまでスマートフォン中心だった取引環境をタブレット端末にも拡張した。iPadの大画面を生かし、取引から情報収集までを一体化した操作性の向上を図る。

 今回の最適化により、iPadでも国内株式に加え、米国株式、「かぶミニ(単元未満株取引)」、CFDの取引が可能となる。プロ投資家も利用する「アルゴ注文」や、「フル板」上での板発注機能「武蔵」に対応するほか、銘柄情報、チャート、注文画面など最大3つの情報を一画面に自由に配置できる。画面遷移を抑え、分析から発注までを効率的に完結できる点が特長である。

 「iSPEED」は2010年の提供開始以来、機能拡充を重ね、2025年8月に累計1000万ダウンロードを突破した。今回のiPad対応により、スマートフォンとの機能差を縮小し、利用シーンに応じたデバイスの使い分けを可能にする。楽天証券は、場所や時間を問わず快適な取引環境を整え、個人投資家の資産形成を支援していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る