リミックスポイント、SBI VCトレードと連携、ビットコイン運用を本格化
- 2025/9/30 17:06
- IR企業情報

■ビットコイン保有3位のリミックスポイント、暗号資産運用でSBIと協業
リミックスポイント<3825>(東証スタンダード)は9月30日、SBIホールディングス<8473>(東証プライム)傘下のSBI VCトレードと連携し、自社が保有するビットコインの取引・保管・運用を開始すると発表した。この取り組みは、SBI VCトレードが提供する暗号資産法人向けサービス「SBIVC for Prime」を活用するもので、同社のビットコイン財務戦略を一層推進する狙いがある。リミックスポイントは2024年11月からビットコインを財務戦略の中核に据えており、2025年9月時点で国内上場企業の中でビットコイン保有枚数3位に位置する。
同社はこれまで、電力やレジリエンス、暗号資産の各事業で実績を積み、ビットコインを活用したエコシステムの構築を目指してきた。今回の連携により、暗号資産の管理体制をさらに強化し、SBIグループの信頼性や取引優位性、運用ノウハウを取り入れることで、より安定かつ戦略的な運用が可能になる。特に、東証プライム上場企業を親会社に持つSBI VCトレードとの連携は、法規制順守・高水準なセキュリティ管理・グローバルな取引対応力という面で、同社にとって大きな強みとなる。
今後は、暗号資産分野での新たな事業機会を積極的に模索しつつ、エネルギー・レジリエンス領域で培ったノウハウを活かし、より持続可能かつ分散性の高いビットコイン運用体制の確立を目指す。リミックスポイントは、暗号資産の保有にとどまらず、社会の持続性に資する新たな価値創出を図る構えであり、企業価値のさらなる向上を図っていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)