【カレーライス物価指数(8月)】1食436円、3カ月連続の低下、カレー物価がピーク超えの兆し

■9月はさらに5円下落の431円予想、上昇局面に一服感

 帝国データバンクは10月10日、2025年8月の「カレーライス物価指数」を発表した。全国平均でカレー1食あたりの価格は436円となり、過去最高の5月(441円)から5円低下した。前月比では2円安で、3カ月連続の値下がりとなった。前年同月(348円)比では88円・25.3%の上昇だが、上昇ペースは鈍化している。物価上昇の主因であったコメ価格の安定が影響しており、急激な値上がり局面はいったんピークを越えたとみられる。

 項目別では、「カレー具材(肉・野菜)」が1食あたり213円と最も高く、全体の約半分を占めた。タマネギなど一部野菜の高値は継続したものの、上昇は一服した。ごはん(ライス)は前年同月比で7割増の192円に達し、全体の上昇をけん引した。一方、カレールーは25カ月ぶりに前月比で値下がりし、水道光熱費は4円で横ばいだった。これらを基に算出した物価指数は159.2で、前年同月比25.4%上昇となったが、伸び率は3カ月連続で縮小した。

 9月の予測では、1食あたり431円とさらに5円の値下がりが見込まれており、4カ月連続で前年を下回ると予想される。コメや野菜の価格に不安定要素はあるものの、当面は430円台での推移が続く見通しである。ただし、2025年産米の高値取引や高温による野菜収量の低下が再び価格を押し上げる可能性も残されており、物価の先行きには引き続き注視が必要とされる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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